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院内紹介
設備紹介
デジタルレントゲン診断装置(NAOMI)
レントゲン写真は、胸や腹部に隠れた病気を鮮明に映し出す装置として、すでに100年の歴史を持ちます。
当院で採用したレントゲン装置NAOMIは、人にも環境にもやさしいデジタルレントゲン。デジタルだからフィルム不要。現像液などの廃液の処理も要りません。撮影後すぐに画像が表示され、医師がすばやく診断できるようにアシストし、患者さまの待ち時間も減らします。
放射線量もぐっと低減できるため、繰り返し撮影しなければならない患者さまや、撮影後に妊娠していることがわかった女性の不安を減らします。
撮影した画像は、サーバーやメールなどを利用し簡単にデータのやり取りができ、例えば他の病院の専門医のアドバイスも簡単に受けられます。(株式会社アールエフ製)
携帯長時間心電図記録装置(ホルター心電計)
心臓由来の症状、例えば動悸、脈の乱れ、胸の痛みなどがある場合には、心電図検査が行われます。しかし、通常病院で行われる安静時心電図は、1分以内と短時間のため、症状の原因となる心電図変化を捉えるとは限りません。
心臓を養う血管の冠状動脈の流れが悪くなって起こる狭心症発作は、日中活動時に起こりやすく、逆に比較的心身安静時に出やすい不整脈もあり、心臓発作はいつ何時起こるかわかりません。
そこで、日中活動中や夜間睡眠中も含めて1日中常に心電図が記録できるホルター心電図が必要となるのです。このように心臓疾患の診断に有用ですが、一方、不整脈や狭心症治療薬の効果判定やペースメーカーの機能評価など治療面にも利用されています。
(1)ホルター心電計を取り付けます。電極を胸に貼り付け、これにコードでつながる小型心電計を、腰や肩ベルトを用いたキャリングケースに入れ携帯します。10分間くらいで取り付けられます。
(2)指定された時間、記録を続けます。日常生活は普段通りにしてもらいます。
(3)記録終了時間に再受診し、心電計を取り外します。取り外しにかかる時間は5分くらいです。ここまでが患者さまの関わる部分です。
(4)心電計のメモリー中に記録されたデータを解析センターに郵送。
(5)センターにて再生、出力、解析。
(6)直接返送あるいは医師による診断後返送。以上の過程を経て、診察医の手元に戻ってきます。(日本光電工業株式会社製)
血液凝固能測定装置(コアグチェック)
不整脈などが原因で、血液の塊ができて血管がつまる事態を防止するために、血液を固まりにくくするお薬(ワーファリンなど)を服用中の患者さまに使用します。血液がすぐに固まらないようにそのようなお薬を使うのですが、効き過ぎると反対に血液が固まらず、いろいろと不都合があります。そのような血液の固まりにくさがちょうどよい状態かどうかの検査をする装置です。
従来、静脈に針を刺して採血し、大病院の検査室でしかできなかった検査が、当院では簡単にできます。
測定時間は、約1分です。
診療前、診療中に測定結果が得られます。
指先の穿刺から得られた全血(>10µL)で測定が可能です。採血する必要がありません。(ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社製)
HbA1c迅速臨床化学分析装置(SPOTCHEMTMBANALYST)
にじみ出る1滴にも満たない血液で、その場でHbA1cを測定します。HbA1cは最近1〜2カ月間の血糖値を反映するデータで、その日の血糖値とともに、血糖がコントロールできているかどうかを判断する重要な指標になります。治療は、基本的にこのHbA1cの値をみながら決定されます。測定時間は約7分で、患者さまは受診されたその場でデータを知ることができ、医師の指導を受けられます。(アークレイマーケティング株式会社)